世界中のスポーツイベントに積極的なスポンサーシップを展開している『Stake(ステーク)』が、2024年のF1シーズンにチーム名として参加します。
F1界に新たな風を吹き込む『ステークF1チーム』の登場により、Stake(ステーク)は他に類を見ないブランドとしての存在感を確立しています。
この記事では、その魅力と将来の展望について掘り下げていきます。
ザウバーからステークへ
アルファロメオとのパートナーシップを終えたザウバーF1チームは、2024年シーズンから『ステークF1チーム キック ザウバー』として新たなスタートを切ります。
このパートナーシップは、チームの革新的なビジョンを後押しし、F1界での地位がさらに強固なものになりそうです。
ステークはこれまでもパートナーでしたが、2024年と2025年のシーズンではザウバーの独占タイトルパートナーとなり、チーム名にも名を連ねます。
Stake(ステーク)とは
Stake(ステーク)は、エドワード・クレイヴンとビジャン・テハラニによって2017年に設立された、スポーツベットとオンラインカジノの世界をリードするブランドです。
カナダのスーパースター『ドレイク』や、プレミアリーグの『エヴァートンFC』など、世界的な幅広いスポンサーシップを誇っています。
日本では、特にボクシングやUFCのイベントで同ブランドのロゴを目にすることが多いです。
ザウバーとは
イギリスが主戦場のF1チームが多い中、スイスを拠点とするザウバーF1チームは、1993年からF1に参戦しています。最高成績は2001年のコンストラクターズ選手権4位。
シューマッハ、キミ・ライコネン、フェリペ・マッサ、小林可夢偉、シャルル・ルクレールなど、多くの才能あるドライバーを輩出しています。
ギャンブル禁止国では『キックF1』で出場
『ステークF1チーム』として参戦することを発表しましたが、マーケティング上の理由により、ギャンブル規制が設けられている国では『キックF1チーム』という名前で参戦することになるようです。
もちろん、ギャンブル禁止国ですので日本も含まれます。
2023年にはオーストラリア、スペイン、ベルギー、カタールでステークのブランドが表示されませんでした。
ステークとキックという名称を使い分けることで、ギャンブル規制に対する賢い解決策を見出しています。
ザウバーと呼ぶか、ステークと呼ぶか、それともキックと呼ぶか
ステークとキックという名称の使い分けは、チームにとってもスポンサーにとっても有利な戦略です。
2023年は、ライブストリーミングサービスのキックの登録アクティベートが多かったそうです。
さらに、FIAは2024年の公式エントリーリストでチームのシャシー名を「キック・ザウバー」と発表しており、ステークとキックの両方のブランドを活用しています。
スイスに本拠を置くチームをザウバーと呼ぶか、ステークと呼ぶか、それともキックと呼ぶか、ファンにとってはどう呼んだら良いか迷ってしまいそうですね。
ステークF1チームがF1界に旋風を巻き起こす
オンラインカジノ業界とF1の世界がこれほど密接に連携するのは異例のことです。
ステークの参入は、F1の新たな観客層へのアプローチとスポーツの魅力を広げる大きな機会となるでしょう。
ステークF1チームは、オンラインカジノ業界とモータースポーツの素晴らしい融合を象徴しています。
F1シーズンが生み出す新たなドラマに、世界中のファンが注目しています。