鈴木誠也選手の代役は万能型
日本野球機構(NPB)が発表したところによると、左脇腹を痛めて出場辞退した米大リーグ、カブスの鈴木誠也選手に代わり、ソフトバンクの牧原大成内野手が追加招集されることになりました。
牧原選手は育成出身で、内外野を守れる器用さが売りの左打者です。
牧原選手は報道陣の前で
「まだ(侍ジャパンの)チームに合流していないので実感はわいてない。楽しみな反面、正直不安も大きいです」と思いを口にしました。
28日夜にWBC召集の打診
牧原選手が侍ジャパン入りの声が掛かったのは28日夜のことで、 ソフトバンク藤本監督から直接告げられたようです。
告げられた後は一晩ほとんど眠れずに熟考し、3月1日朝になって出場の決断をした模様。
牧原選手は「正直、侍ジャパンに選ばれたこと自体も、思ってもいなかった。すごく不思議な気持ちです。なんで自分が選ばれたのか分からないんで、代表に行ったら(栗山監督)聞いてみようかな」とジョークを飛ばしていました。
「どういう起用になるか分からないけど、与えられたところをしっかりできればいいかなと思います」と意気込みを口にしておりました。
牧原選手の侍ジャパンへの合流は3月5日になる予定です。
栗山監督は
「もちろん鈴木選手の代わり、というタイプではない。そういうことではなくて、どんな状況にも対応できて(チームに)一番プラスになるかという意味で牧原は、もともとすごく(候補に)あった。一番、今のチームの勝ちやすい形だと思って招集させてもらった」と話しました。
WBC本戦まで残りわずか
WBCの本戦まで残り4試合となっておりますが、急ピッチでチームを作り上げ日本代表侍ジャパンは悲願の優勝をしてくれるでしょう。