イングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティが、ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドとの契約延長を正式に発表しました。
プレミアリーグ史上最高額の契約条件を提示され、ハーランドは文字通り「シティの顔」として、今後10年間クラブの中心選手としての道を歩むことになります。
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アーリング・ハーランド(ノルウェー代表)

- 所属: マンチェスター・シティ(イングランド)
- 国籍:ノルウェー
- 年齢:24歳
圧倒的なゴールマシン、ハーランドの実績
2022年の夏、レアル・マドリードをはじめとする複数のビッグクラブが獲得を狙う中、独ドルトムントからマンチェスター・シティに加入したハーランド。
プレミアリーグ初年度から公式戦53試合で52得点という圧倒的な記録を打ち立てました。
続くシーズンも45試合で38得点、今季はチームが不調の中、既に21試合で16得点を記録するなど、その得点力はとどまるところを知りません。
この卓越したパフォーマンスが、クラブの長期的な期待と高額な契約の理由となっています。
10年間の超長期契約、2034年まで在籍確定
ハーランドとシティの既存契約は2027年まででしたが、今回の契約延長によってハーランドは2034年までマンチェスター・シティに在籍することが確定しました。
その契約金額はなんと、10年間で260,000,000ポンド(約495億円)とのこと。

一部報道によれば、2029年以降に有効な契約解除条項が存在するものの、その設定額は非常に高額であり、他クラブが彼を引き抜くのは容易ではないとされています。
また、新契約に伴い、週給が50万ポンド(約9500万円)に引き上げられたとのことで、これによりプレミアリーグ最高額の選手となりました。
ハーランド自身も新契約について「これからも成長を続け、クラブとともにさらなる成功を目指して努力していく」とコメントしており、今後もシティの中心選手として活躍する意欲を示しています。
プレミアリーグ最高給選手に
英メディア「ザ・サン」によると、新契約に伴いハーランドの週給は50万ポンド(約9500万円)に引き上げられるとのこと。
これにより、週給40万ポンド(約7500万円)を受け取るチームメートのケヴィン・デ・ブライネ(ベルギー代表)を超え、プレミアリーグで最も高額な週給を得る選手となります。
さらに、新契約では以前の契約に含まれていた契約解除条項が削除されたとの報道もあります。そのため、ハーランドを獲得したいクラブは、天文学的なオファーを提示しなければならない状況です。
ハーランドとシティの未来
今回の超大型契約は、マンチェスター・シティがハーランドを中心に据え、長期的な成功を目指していく意志を明確に示したものです。
彼の得点能力だけでなく、リーダーシップやクラブへの多大な貢献が、今回の契約延長を裏付けています。
さらに、この長期契約の中で、ハーランドがバロンドールを獲得する可能性も期待されています。
将来的にバロンドールを手にすることが出来れば、彼の名がサッカー史に刻まれるだけでなく、クラブにとっても大きな誇りとなるでしょう。
ハーランドとマンチェスター・シティの未来がどのような形で展開するのか、そして彼がシティの伝説的存在として語り継がれる日が訪れるのか。これからも目が離せません。